健康のための油の正しいとり方

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2月24日の「林修の今でしょ!講座」というテレビ番組で、油の正しいとり方というのをやっていました。
ちょっと興味深かったので備忘録としてまとめておきます。 

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えごま油は認知症にいい!

えごま油にはαリノレン酸という物質が多く含まれていて、これが認知症やうつ病によいとのことです。
疲労回復にも効果があり、大さじ一杯を摂取するだけで30分後には効果を実感できるほどです。
熱に弱いそうなので、卵かけご飯や味噌汁にかけるなど、出来上がったものにあとからかけるような使い方がオススメです。
また、保存方法に難があり、酸化によって味だけでなく栄養も失われるということで、冷蔵庫に入れて保存するのがよいとのことでした。

オリーブオイルは心筋梗塞にいい!

オリーブオイルにはオレイン酸という物質が多く含まれていて、血管を詰まらせる悪玉コレステロールを下げる働きがあり、心筋梗塞を予防することができるとのことです。
また、善玉コレステロールを強化する働きもあるそうです。
心筋梗塞の他にも整腸効果があり、便秘に効果があります。

大豆に含まれるイソフラボンとの掛け合わせが相性がよく、麻婆豆腐がオススメの料理だそうです。
保存のポイントとしては、購入するときになるべく賞味期限が長いのを選び、開けたら2,3ヶ月で使い切るのがいいとのことでした。

ごま油は肝臓にいい!

ごま油に含まれるリグナンという物質が肝臓、つまりは肝硬変によいとのことです。
食べ過ぎたり飲み過ぎたりすると活性酸素が増えるのですが、リグナンが活性酸素をうまく捕まえて壊してくれます。

また、ごま油は二日酔いにも効果があるそうです。
ごま油が胃に膜を張ってアルコールの吸収を抑えてくれたり、肝臓がアルコールを分解する際にアセトアルデヒドという物質が発生するのですが、リグナンがこのアセトアルデヒドを分解して体外に排出してくれる働きがあるため、二日酔いにもよいのです。
わずか1gほどの摂取で十分な効果が期待できるそうです。お酒を飲む前に摂取するといいですね。

料理としてはレバニラ炒めがオススメだそうです。
レバーやニラに含まれるビタミンAは、リグナンと同じく活性酸素から守ってくれる効果があるので、ごま油との相乗効果が期待できます。

アーモンドオイルは睡眠にいい!

アーモンドオイルに含まれるトリプトファンという物質が、セロトニンという物質を分泌して眠りを誘います。
水200cc、黒酢10cc、アーモンドオイル大さじ一杯を混ぜて飲むのがオススメだそうです。
また、じゃこのアーモンドオイル炒めもオススメしていて、じゃこに含まれるカルシウムがトリプトファンと同じく眠りを誘うとのことでした。

こめ油は肌にいい!

こめ油は米ぬかの油を抽出したもので、こめ油に含まれるフェルラ酸やビタミンEが美肌によいとのことです。
こめ油に関しては飲むのではなく肌に塗るのが効果的だそうです。

べに花油、菜種油は天ぷらにいい!

べに花油、菜種油は酸化しにくいため、空気に触れる時間が長い天ぷらには最適とのことでした。

 

油は混ぜて摂取してもいい!

上述の油は単体で摂取するのもいいのですが、混ぜて一度に摂取しても問題ないそうです。
そのほうが手軽に摂取できていいですね。

油のカロリーはどの油も同じ!

油は1g約9キロカロリーで、油の種類によって違いはないそうです。

最後に

とても効果がある油ですが、番組の最後で油は薬ではないので勘違いしないようにと言っていました。
予防として摂取するのはいいですが、症状が悪化したら素直に医者にかかるのがよさそうです。

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